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2011年08月21日

台風9号が残した物

波はとうとう無くなったが、先々週、沖縄から台湾に抜けていった台風9号の置き土産はいろいろとあった。ゴミもしかり、流木もしかり、そして今回最大の物は「石ころ」である。

砂浜が石混じりになってしまった。大きさは10~20cmのものが目立つ。中田島の海岸線は数年前から目立つようになったが、それが西に拡大し、波打ち際ばかりではなく砂浜にも転がるようになった。

写真を見れば一目瞭然。
台風9号が残した物


海の中にもいっぱい。真ん中あたりに以前より大きく砂の島ができていて、一部では「砂が戻ってきた」なんていう人もいたが、その場所も石だらけになっている。海の中を歩くと足の裏が痛い。サーファーの間でも「夏でもサーフブーツがいる」なんて事にもなりかねないぐらいだ。
台風9号が残した物



この石ころたちは、砂丘の東に養浜のために入れている砂からきたものだ。一昨年あたりからこれらの兆候は見られていて、砂丘正面の海岸はすでに砂利の浜になっている。そのため一部からは、養浜の砂を粒径の小さな砂にして欲しいとういう声が上がっていた。その声に県も対処する答えをしていたはずだ。

台風9号が残した物


以前の学者先生の報告でも分かっていたことだが、「浜に溜まる石ころには砂の流出を止める役目もある」という報告をしていたのも覚えている。

この石ころ状態も数年後にはまた砂浜に戻るのか?
砂がやってこないだのも無理ではないか?それとも、砂はどこからやってくるというのか?


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