2011年01月12日
「遠州の海がなくなる」その後

西風が強く吹いている中、中田島砂丘がどうなっているかを見てきました。

まずは砂丘に入ったところ。砂丘のロビーのような場所です。以前より懸念されていましたが、低地化が進んでいる様に感じます。砂が飛ばされてしまっているのか、底にあたる部分には砂利がたくさん現れています。


砂浜。干潮のせいもあって、砂浜が広くなった様に感じます。しかし、実際には背後にあった(写真右手あたり)砂の山が崩れ、平らになったためと思われます。侵食は波ばかりではなく、天竜川からの砂の供給がほとんど無いいま、西風による飛砂の影響も大きい。この日も西風に砂がたくさん飛ばされてました。

砂丘の正面から西の方の海岸は大きくえぐられています。これは、一番東にあるテトラポットの影響と考えられます。
砂丘も含め砂浜は刻一刻と変化をしていきます。海岸線が伸びたように感じるときもあるし、狭くなった様に感じるときもある。その日の潮の満ち引きによっても印象が違います。ましてや、冬と夏でも違う。しっかりとした定点的観測によるデータが必要だと思います。
Posted by エコペン at 21:07│Comments(0)
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